国登録有形文化財 旧西石垣家

移築前所在地石垣市

歴史や背景

旧西石垣家は明治から大正期の建築で、沖縄より約400キロ離れた石垣島の石垣市に約85年前に建築されたと伝えられています。

琉球村へは1981(昭和56)年に移築されました。

当時所有の西石垣家は本家の石垣家からの分家であり、石垣発祥の地といわれる宮鳥御嶽(みやとりおん)の神女職である「ツカサ」の役を司った名家であり、現在も神職についている家柄です。 

注目ポイント

 民家の間取りは、四方開放型に一番座を取って、必要に応じて仕切って使用する古い時代の南方型住宅の特徴がうかがえます。

また屋根の梁には「紫微鑾駕(しびらんか)」という文字が書かれており、この文字は奄美以南の沖縄の古い民家の梁に書かれた呪言です。

家内繁盛と安全、幸福を祈願する文言なのです。家によっては「天官賜福紫微鑾駕(てんかんしふくしびらんか)」と書いてある家もあります。