photo: ジャン松元 JOHN MATSUMOTO WEB SITE 「CHAOS~OkinawaAmericaAsiA~」 URL http://okinawamericasia.ti-da.net
那覇市首里赤田町で行われている伝統行事、赤田の「弥勒ウンケー(みるくうんけー)」。「みるく」は弥勒から、「ウンケー」はお迎え、という意味。琉球王朝時代から石川家を中心に行われてきた祭礼。 赤田のみるくウンケーの起源は約300年前にさかのぼる。僧侶が中国から持ち帰ったという弥勒の絵を基に、嘉手苅ヌウスメーという赤田の村人が面と張り子を作り、練り歩くようになったとされている。
昭和初期に休止したが1994年に復活。毎年旧暦の7月16日前後に行われる。 現在は公民館から「みるく」の神様をお迎えし首里赤田町内を練り歩く。 行列は、大きな扇を手に持ったみるくを先頭に、ドラやピーラルラー(らっぱ)、クー(小太鼓)など子供たち約100人からなる路次楽で構成。その際、「赤田首里殿内」を歌い住民の無病息災を願いスネーイ(行進)する。