100 OKI SONG

「祝い節~めでたい節」 ~沖縄の歌 原風景を訪ねる旅~

沖縄には、昔から現代に伝わるお祝いがたくさんあります。琉球村では、旧暦に沿って、お祝い行事の体験イベントを随時開催してます。年の初めは、沖縄の祝宴の歌と踊り「祝い節~めでたい節」で、沖縄のお祝いを体感する音楽旅行をお楽しみください。

photo: ジャン松元 JOHN MATSUMOTO WEB SITE 「CHAOS~OkinawaAmericaAsiA~」 URL http://okinawamericasia.ti-da.net

「祝い節~めでたい節」 ~沖縄の歌 原風景を訪ねる旅~

沖縄のお祝いには歌三線

沖縄には、昔から現代に伝わるお祝いがたくさんあります。代表的なお祝いは、十二支を基準にした「生年祝い(トゥシビー)」。沖縄独特のトゥシビーの他、県外から伝わった70歳の古希、77歳の喜寿、80歳の傘寿、88歳の米寿(トーカチ)など、年齢の節目のお祝いだけでもこんなに沢山。さらにお正月や結婚式、出産祝いなど、お祝いとなれば親戚縁者が集まり宴会がはじまります。宴会と言えば、歌三線。厳かな宴の幕開けと言えば琉球古典演舞曲の「かぎやで風」。宴もすすみ賑やかになると華やかな沖縄民謡が歌われます。

「祝い節」と「めでたい節」

大衆から愛されて来た沖縄民謡。祝いの席を盛り上げる曲の定番と言えば「祝い節」と「めでたい節」。荘厳な「かぎやで風」の曲調と比べ、テンポも速く気持ちも高揚し、踊り出す人も。現在のダンス・ミュージック的な要素も多分に含まれます。「祝い節」には、お祝いの喜びを表した分りやすい歌詞がふんだんに盛り込まれています(右頁 歌詞参照)。「めでたい節」の歌には、1番は「かぎやで風」、2番は「安波節」と同じ歌詞が使われてます。めでたい気持ちで高揚し、その盛り上がりのまま踊るために庶民の間でアレンジされ、いつしかこの形が定着したと言われています。日常は、厳しい労働にいそしんだ民。だからこそ、お祝いを大切にし、その日だけは朝まで宴を徹底的に楽しむ。そんな沖縄の先人達の生活、風習が今に伝わる名曲です。
  • 1)お祝事続くよ( サーサー)御代の嬉しさによ( サーサー ユワイヌ)サースーリーユバーナウレー 訳:祝い事が続くよこの世の嬉しさよ
  • 2)寄ゆる年までぃんよ( サーサー)若くなゆなゆさよ( サーサー ユワイヌ)サースーリーユバーナウレー 訳:寄る年までも若くなるさ
  • 3)若松ぬ緑よ( サーサー)床ぬ間に飾てぃよ(サーサー ユワイヌ)サースーリーユバーナウレー 訳:若松の緑を床の間に飾りましょう
「祝い節」と「めでたい節」
琉球村

琉球村

  • 住所沖縄県恩納村字山田1130
  • 電話098-965-1234
  • 業営8:30~17:30(受付17:00)
  • 期夏9:00~18:00(受付17:30)
沖縄のお正月を堪能しよう!
日程:2016年1月10日~ 料金:大人16才以上1,200円 小人6才~15才600円(6歳未満無料) ※琉球正月祝い膳は、別途料金 詳細: https://www.ryukyumura.co.jp 沖縄のお祝いには歌三線「祝い節」と「めでたい節」琉球の正月祝いの歌と踊りを体験できます。唄三線、踊りのショーに参加されたお客様に、魔除けの琉球村オリジナルのお守りアイテムをプレゼントします! 年末年始もアトラクション満載の琉球村へ
琉球村で琉球のうたと踊りを体感!! 琉球村と沖縄音楽旅行のタイアップ企画! 琉球村は、楽しいアトラクションが満載です。1月からは、「祝い節~めでたい節」等をテーマソングにカチャーシーをお楽しみいただきます。沖縄の正月&旧正月を堪能する歌と踊りの企画に参加されたお客様に、「琉球村オリジナルお守り」をプレゼントします。100年先に伝えたい沖縄の歌と風景を琉球村でご体感ください。

ページの先頭に戻る